任意整理

借金の利子をチャラにする方法。【自己破産しなくても大丈夫!】【債務整理は司法書士に相談】

こんにちは。シーアです。(@seer_1118

借金の返済には、まず現状把握から

家族に借金がある、とわかったとき、「早く返済しなくては」と考える方が多いのではないでしょうか。

借金は、利子が大きなウェイトを占めるイメージが強くあります。なので、一刻も早く返済を…と急ぐ気持ちはわかります。それは事実なのですが、闇雲に返済を急ぐ前に、まずは現状の把握をしましょう。

どこに、いくら借金があるのか。それはいつから始まったのか。月いくら返済して、そのうち元本がいくらで、利子がいくらなのか等…。

夫は自分の借金がいくらなのかわかっていなかった

夫の借金が発覚した当時、夫は、自分の借金について全く把握していませんでした。借金に追われるままに返済して、また借りて…の繰り返しで、完全に思考能力を失い、麻痺していたのです。

私にとっては信じられないことでした。ですが、多重債務者にとっては、よくあることだそうです。逆に言うと、借金の実態がわからなくなることこそ、多重債務者になる第一歩であり、転落の始まりなのです。

あとで調査したところ、夫の借金の総額は、約420万円。借入先は計4社ありました。

  • 三井住友銀行(カードローン) 1,552,300円
  • プロミス 2,224,712円
  • ジャックス 312,700円
  • UFJニコス(クレジットカード) 120,298円
  • 合計 4,210,010円

この借金ををどう返済していくことにしたか、我が家の事情を交えてお話します。

 

借金の相談は、債務整理のプロ、司法書士事務所へ

もし、夫の借金が、貯金をはたけば一括で返済できる金額なら、そうしていたかもしれません。でも、お恥ずかしながら、420万円もの借金を返済できるほどの貯金はありませんでした。

しかも、夫が返済していた金額は、そのうち半分が利子という状態だったので、自力でなんとかしようとするのは諦めました。

私は、司法書士事務所の無料相談に申し込みました。相談だけなら本当に無料で、なんやかんや営業されるわけではありません。お話を聞いた上で、家計の見直しや節約だけでもなんとかなりそうだと思えたら、それでもOKです。

「家族だから大丈夫」ではなく、信頼を築くために財産は分ける

結婚当初、私と夫の口座からそれぞれ毎月引き落としになる費用の配分を決めました。収入比と同じくらいの、夫6:私4の割合になっていたはずです。 ※今もそのまま続いています。

  • 夫の口座 ⇒住宅ローン、光熱費、家のネット通信費、夫の携帯代
  • 私の口座 ⇒ 食費、日用品、子どもにかかる費用(保育料・学童保育・習い事)、自分の携帯代

しかし、夫の口座から引き落としできてなかった電気代や、夫が払っていなかった固定資産税などがたびたびあり、配分が崩れていました。

借金があるとは知らず、ゆる~くやればいいや、とたいしてこだわっていなかったので、「家族だから同じおサイフだよね」と、なんの抵抗もなく、私が払っていました。

今にして思えば、そのとき借金の可能性をちょっとでも疑うべきだったのですが、当時は信じ切っていました。

夫の言い訳は「給与振込の口座と、公共料金の引き落としの口座が違うから、お金を移すのを忘れていた」というものでした。「ごめん」と言われて「ちゃんとしてね」と答えて、終わっていました。

でも、それらは借金のせいで払えていなかったのです。長年隠されていた、騙されていたことに、腹が立って仕方がありません。だって、間接的に借金返済の片棒を担がされてたってことになるでしょう?

借金は本人のお給料から返済できる計画を

借金を繰り返す、いわゆる癖になっている人は、家族や周りの人に返済を手助けしてもらってきた人が多いそうです。自分が何もしなくても、誰かがなんとかしてくれるだろう…という心理です。

次があったら離婚だな、と思っているので、今後絶対繰り返させないために、夫のお給料から返済させる!私のお給料からは出さない!と固く誓いました。

そもそも、夫の借金なのに、私のお給料も返済のあてにされるのは…どう考えてもおかしい!

 

債務整理の種類 〜持ち家を手放さない方法もある〜

借金が返せなくなったときに取れる手段はいくつかあります。

  • 自己破産
  • 個人再生
  • 特定調停
  • 任意整理

自己破産を筆頭に、上からヘビーな順に並んでいます。司法書士さんに相談すると、債務状況や生活スタイルに応じてベストなものを提案してもらえます。

1000万以下の借金なら、個人再生か任意整理が一般的です。順に見ていきましょう。

自己破産 〜他の手段ではどうしても返済できない場合に〜

自己破産は、どうしても返済できない場合の最後の手段です。必要最低限のものを除いて、持ちうる財産を全て処分・換金して返済に回されます。

免責許可を受けることで借金を免除してもらえるので、文字通り借金がチャラになりますが、車も家も手放すことになります。

借金といえばこの最悪のケースを想像する方も多いのではないでしょうか。しかし、カードローン等の借金で数百万のレベルなら、自己破産までしなくても、解決できる場合も多くあります。

特定調停 〜裁判所で調停を行い返済期限などを設定する〜

特定調停は、裁判所で調停を行い、債務者(借りてる側)と、債権者(金融業者)が合意をして解決します。

返済していくことが前提ですので、収入がない・返済の目処が立たない場合には応じてもらえません。

個人再生 〜再生計画案をもとに借金を減額〜

個人再生は、借金のある人が、収入や支出の見直しを行って、再生計画案を出します。「こうやって返していきますから勘弁してください」ってことですね。裁判所が認可すれば、借金が約5分の1(残債の約20%)に減額されます。

5分の1になるなら…とちょっと心が揺れましたが、我が家は個人再生を選びませんでした。裁判所で認可されないという可能性や、債務者(金融業者)が応じなければ却下される可能性があるからです。

再生計画案には膨大な書類作成が必要で、個人ではどうしようもないため、司法書士さんに依頼することになります。担当の司法書士さんのこれまでの経験から、我が家の収入と残債のバランスを考えると、通るかどうかは五分五分と言われました。

本当に困窮していたら、認可される可能性が高いそうですが、我が家は私の収入もあるので、裁判所から「個人再生しなくても払えますよね?」と却下されるかもしれないと。

私が「自分のお給料からは出さない!」と思っていても、裁判所からは「世帯収入」として見られます。もし私が専業主婦だったら、選択したかもしれません。

任意整理 〜借金の元本のみを分割で返済〜

我が家は、任意整理を選びました。裁判所を通さずに、債務者(借りてる側)と、債権者(金融業者)が話し合って解決します。多くの場合は、利子をチャラにして、元本のみを分割で返済していく計画になります。

金融業者にとっては、自己破産されて借金が回収できないことが一番困るので、利子がとれなくても元本だけでも返済される任意整理には応じてもらえる可能性が高いのです。

3年(36回)が通常ですが、交渉して延長してもらうことも可能です。どちらにしても返済する総額は変わりませんが、我が家は月々の返済金額が厳しかったので、長期分割にしてもらえて助かりました。

  • 3年…450万÷36回=12万5000円/月
  • 5年…450万÷60回=7万5000円/月
  • 8年…450万÷96回=4万6875円/月

我が家は8年分割で合意しました。あまり例を見ないケースです。

長期に渡ると、その分ほかのローンが組めない・住宅ローンの借り換えができないなどのデメリットはあります。しかし、この先子どものための貯蓄も並行していかないといけないので、返済しながら貯蓄するために、月々の返済額を抑える方向で考えました。

 

返済が滞るのは絶対NG! 債務整理の権利を失います

任意整理の期間は、3年・5年など短いほうが、早く完済することが可能です。月々の支払いが問題なくできる方は、3年・5年でも良いと思います。

でも、毎月のことですので、コンスタントに返済できる無理のない金額にしないといけません。

任意整理したにも関わらず、2ヶ月以上返済が滞った場合には、分割の権利を失ってしまい、残債を一括で返済する義務が発生します。これを「期限の利益喪失」といいます。

せっかく任意整理をしても、こうなってしまっては元も子もないので、慎重に計画する必要があります。

140万円を超える借金は弁護士に接続

任意整理は、金融業者ごとに別々に行います。そのうち、司法書士が直接対応できるものは、債権額が140万円以下のものだけです。

我が家の場合、三井住友銀行カードローンとプロミスは140万円を超えているので、司法書士さんから、提携の弁護士事務所に委託して、ひとまとめに対応して頂けました。

債務整理後の流れ

司法書士さんに介入してもらうと、金融業者に「受任通知」を送ってくれます。「司法書士が間に入りましたよ」ということです。それにより、返済を一時的にストップさせることができます。

任意整理は裁判所を通さないので、個人で申し立てることも可能ではあります。でも、相手の金融業者のこれまでの対応実績などを考えて作戦を練ってくれるので、これは知識がないと自力では無理だなと思いました。依頼費用を払ってでもお願いして正解でした。

債務整理のデメリット

返済期間+5年ほどは、信用情報に債務整理した事実が残ります。長期に渡ると、その期間の分だけ、他のローンが組めない・住宅ローンの借り換えができないのがデメリットです。

しかし、デメリットはすなわちメリットでもあります。信用情報がブラックだということは、追加の借金ができなくなるということです。

特に、家族が隠れて借金をしてしまう場合、カードを取り上げたりしても、どうしても不安が残るでしょう。ですが、消費者金融も、貸したお金が返ってこなければ困りますので、必ず信用情報は閲覧されます。むやみに疑う必要がなくなるのは助かりました。

ただし、ヤミ金だけは別です。そういうところに手を出されると、もう助けることが難しいので、重々注意してくださいね。

家族が壊れる前に、早めに相談しよう

私は、こうと決めたら即行動するタイプなので、借金が分かってすぐに司法書士さんに相談しました。借金発覚から3日後には、司法書士事務所で無料相談に行きました。

ひとりで悩まなくて本当によかったです。そうしてしまったら、私に言えなくて自力で返済しようとしてた夫と同類になりますからね。

もし、借金を家族に黙っている方がいるとしたら、なるべく早く、正直に打ち明けてください。隠している期間が長ければ長いほど、家族は傷つき、自分を責めます。

信頼を取り戻すことは、もしかしたら一生できないかもしれません。それも、もとはと言えば自分が引き起こしたことです。誠心誠意謝って、努力して、一生償うつもりで、家族に協力を仰いでください。

ここまできたら一人では絶対にどうにもならない、と、そろそろ薄々気づいてきているはずです。

 

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夫の借金発覚をきっかけに、債務整理や家計の見直しを実行しました。投資や節約、陸マイラー活動について発信しています。

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