こんにちは。シーアです。(@seer1118b)
2018年、セゾン投信のつみたてNISAで積立投資をしてきました。

ここ最近の相場を見ていた方は、すでに予想していることだと思いますが、含み損を抱えている状態です。


含み損があっても問題ない、と思う理由がちゃんとあるんです。
この記事では、つみたてNISAを始めて、20年間続けることで見えるメリットを考えました。
2018年、セゾン投信のつみたてNISAの運用成績
セゾン投信は2017年4月から特定口座で積立投資を始めて、2018年1月からつみたてNISAに切り替えました。

- 特定口座 19万円
- つみたてNISA 40万円
- 計 59万円
はじめは、月2万円からスタートしたのが、1年9ヶ月の積立の末、60万円近くになっているのが感慨深い…!


つみたてNISAの年間40万円をピッタリ使い切れたのは、自分なりに考えた設定方法にあります。

さて、2018年の拠出と市場が全て終わった今、結果はどうなっているでしょうか。

2017年までの特定口座、2018年からのつみたてNISA口座、いずれも含み損です。
トータルで、ー32,654円となっています。
ゴールは20年先だから、今マイナスになってくれてよかった

含み損は、もちろん嫌だし、いつもプラスになっていてほしいと思うもの。
きっと、2018年に投資をしていた方は、誰もが同じような状況でしょう。

つみたてNISAの非課税期間は、20年間続きます。
だから、ゴールは今じゃない。
まだ、たった1年しか積み立てていないのに、結果を求めるタイミングではありません。
むしろ、つみたてNISA序盤に、このような相場局面になってくれて、よかったとさえ思っています。
だって、そのおかげで、安く多くの口数を買い付けることができるから。

つみたてNISAのメリットを最大限活かすなら、早く始めて、辞めないこと
ここで、つみたてNISAのメリットをおさらいします。
- 年間40万円×20年間=800万円、非課税で投資できること
- 相場状況にかかわらず、一定の金額を投資し続けられること
つみたてNISAは、国が用意した、非課税投資のシステムです。
本来、投資の利益には、約20%の税金が課されるので、非課税になるというのは大きなメリット。

つみたてNISAのメリットを最大限活かすなら、早く始めることと、辞めないことが条件です。

つみたてNISAの非課税枠は、だんだん減っていく

つみたてNISAは、年間40万円×20年間=800万円の非課税期間がありますが、実は、非課税枠は年々減っていっています。
このように、2018年〜2037年までの20年間と、終わりが決められているんです。

2018年分はもう終わったので、2019年から始めると、非課税枠は年間40万円×19年間=760万円です。

せっかく用意された非課税枠だから、最大限使いたいところ。
もし、まだつみたてNISAを始めていない方は、2019年から始めることをおすすめします。

相場状況にかかわらず、辞めないで一定の金額を投資し続けよう
つみたてNISAで、利益を出さなければ、非課税のメリットも活かせません。

誰もがそう考えますが、実行するのは難しいもので、自分で株式売買をしている人のほとんどが、高値づかみをしているそうです。


もし、自分で考えたタイミングで投資をしたとしたら、きっと、「まだ下がるかもしれない」「今はやめておこう」などと、私情が入ってしまいます。
ですが、つみたてNISAなら、あらかじめ決めたタイミングで、感情を挟まず、淡々と積立投資ができます。
相場は、長期スパンで見たら、少しずつ上がったり下がったりしながら、右肩上がりになっていくもの。
だけど、今の一瞬しか市場にいなかったら、上がったときのリターンを存分に受け取れません。

つみたてNISAを活かして、早いうちから資産形成しよう

積立期間の中でも早い段階で、投資信託を安く買い付けておけば、20年後には大きな利益になってくれます。
もし、逆に、今の相場がよくて、20年後に下がっていたら、ゴールのときに利益が少なくなってしまうので、今下がっていてくれる方がいいんですね。
だから、含み損になっていることは、今は気にしなくてもかまいません。

保有している投資信託の評価額が下がっても、口数は変わらないし、売らなければ損失は確定しません。
売らずにじっと保有して、毎月コツコツ積立投資しながら、20年後まで待ちましょう。
