崖っぷちシーアのサバイバルチャレンジ

転んでもタダでは起きない!節約と投資でどん底から這い上がります。陸マイラー志望。

お金は寝かせて増やしなさい〜インデックス投資の入り口から出口戦略まで〜

こんにちは。シーアです。(@seer_1118)今日は本の感想です。

 

お金は寝かせて増やせる!

水瀬ケンイチさんの著書「お金は寝かせて増やしなさい」を読みました。kindle版でゲットしましたよ。

著者は、インデックス投資を15年間続けてこられた有名ブロガーです。私も何度も記事を読んでいました。

梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー(インデックス投資実践記)

一貫して訴えてこられた、インデックス投資のメリットや、運用プロセス、アセットアロケーションの重要性などが詳しく書かれています。初心者はもちろん、ある程度投資の経験がある方は、相場が下がったときのメンタルや、売らずに保有することの難しさについて、参考になることと思います。

日本では、インデックスファンドが普及するのに長い時間がかかっていたため、15年前にはロクな商品がなかったそうです。そんな環境の中、15年もの間、市場に居座り続けたのは尊敬に値します。

私のリーマンショックは育児休暇中

15年間、様々なことがありました。2008年にはリーマンショック、2011年には東日本大震災と、立て続けに未曾有の下落があった時期を経ています。

私は、投資を始めたのは2017年4月ですので、投資家としてはリーマンショックは未経験ですが、社会人としてはよく覚えています。

ちょうどその頃、会社がつぶれたのです。とはいえ、倒産の直接の原因となった、業績の悪かった事業部を切り離すことで、私のいた部署は存続できました。でも、同じオフィスの隣のシマの人たちが、いなくなる…という事態は衝撃的でした。全く意味がわかりませんでした。

その後、3回ほど社名が変わったり合併したり、いろいろありました。上層部は、社員たちを守るために必死だったのでしょう。当時は若くて、そんなこと考えもしなかったけど。なすすべもなくて、振り回されて…「なんで?」としか思っていませんでした。

私は、2009年3月末で、次男を出産するための産休に入りました(5月に出産)。ラッキーだったのかもしれません。私が1年間会社を離脱している間、売上目標の40%しか達成できない時期があったり、暗に退職を迫られて、会社を去った人もいたと聞きました。

今振り返ると、育休中の社員を切ることはできなかったから私は助かっただけで、タイミングによっては今の私はなかったかもしれません。

2010年4月に育休が明け、職場復帰する頃には、景気はV字回復しており、幸いにも戻ってこれる環境にありました。そのおかげで働き続けることができています。

地味だけど大事な、債券の扱い方

どうしても、華々しい値動きの株式ファンドに心惹かれてしまい、債券は地味なので、オマケ扱いしてしまいます。でも、リスクを下げるためには、アセットアロケーションに債券も取り入れておかないといけない…という知識だけはありました。

ですが、今、債券ファンドを買うべきかどうかは考えどころ。マイナス金利の影響で、今後金利は上がるしかないため、債券ファンドの基準価格は下がることが予測できているからです。

債券の代替手段となるのは、個人向け国債(変動10年)か、ネット銀行の定期預金が挙げられていました。でも、私個人的には、国際の魅力がイマイチ理解できなくて…

個人向け国債は、年率0.05%の最低金利が保証されています。それがものすごいメリットだと書かれていますが、上記ツイートの通り、楽天銀行と楽天証券の預金を共有させる「マネーブリッジ」を設定すれば、普通預金の金利が0.1%になります

普通預金であれば、自由に動かせるので、万が一資金が必要になった場合も安心ですし、それでいて金利も良いのであれば、言うことなしなのでは…とグルグル考えています。もちろん、簡単に動かせないようにすることで、手を付けてしまう危険を遠ざけることも、ひとつの手段だけど。

国債はペイオフの対象外なので、1000万円以上の資産がある方にとっては、安心できる手段ですが、私にはまだ縁のない話ですし。どなたか、私の気づいていない、個人向け国債のメリットがあるなら、教えていただきたいです。

投資の全責任は自分にある

当時、水瀬さんのブログには、これまでインデックス投資を勧めてきたことへの誹謗中傷が殺到したそうです。そんなことしても下がった相場は変わらないのに、不毛ですよね…。

また、同じインデックス投資をしていたブロガー仲間でも、ブログの更新が途絶えたり、別の投資法をお勧めし出したりしたそうです。現状に耐えられなかったのでしょう。

私は、ブログを読んでいて、水瀬さんはいつも冷静な語り口調で落ち着いた方だと思っていましたが、この時期の悔しさを綴る文章には、すごく熱がこもっていて。文句を言ってきた人たちを見返してやる、といった「なにくそ精神」を感じました。人間臭くて、泥臭い。

ハングリー精神も、経済成長の源ですよね。資本主義社会は、そうして発展してきた歴史だと考えたら、今後「なんとかショック」が起こっても、耐えてじっと待っていれば復活するんだろうなと信じられます。

寝かせて増やすことの難しさ

何もしないで淡々と積み立て続けて、売らないで保有しつづけること。これがいかに難しいか…。実際に体験していないと、想像の域を出ませんが、リーマンショック級の大打撃で、平常心を保てるでしょうか。

最近の株価を見ていると、こんなに調子がよくて本当に大丈夫? 新たな「なんとかショック」来ちゃうんじゃない? って不安になることもあります。すぐ忘れて浮かれちゃうんですが。

もしそうなっても、この本の言葉を思い返して、売らないでじっと我慢しよう、と心に決めました。

出口戦略について書かれている

インデックス投資は、日本ではメジャーになって間もないことから、売却のタイミングなどの出口戦略について書かれた本は今まで読んだことがありませんでした。

その点に触れているのが、この本のいちばんシビれたポイントです。ここで詳しく書いてしまっては意味がないので、ぜひ読んでみていただきたいです。

まとめ

インデックス投資は、なにもしないことがかえって難しいです。つい、刺激を求めて、新しいファンドに手を出したり、アクティブファンドを買ってみたり、ちょいちょい証券会社のHPを見てはいじってしまいます。何もしないことの難しさを、常に感じています。

投資を始めてから、まだ間もないため、生活に投資が馴染んでおらず、つねづね気にしてしまうのだと思います。私は飽きっぽいので、そのうち、他に興味が引かれることが見つかって、あまり意識しなくなる予定です。笑

そのときこそ、ほったらかしのインデックス投資が生きてくるはず。市場から退場せず、細く長く、しぶとく居座っていきたいです。

↓水瀬ケンイチさんの前作、山崎元さんとの共著もあります。 

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つみたてNISAは、まさにインデックスファンドを積立買付してほったらかすには最適です。スポット投資もできないし、途中で売却したら非課税枠がもったいないし、一度決めたことを淡々とやりぬくことが、最大のリターンを生み出すのです。 

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確定拠出年金も、ほったらかしで資産を積み立てるにはピッタリ。こちらは60歳まで取り崩せないので、老後資金だけが目的ということを考えると、より堅実なインデックス投資になるでしょう。

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