こんにちは。シーアです。(@seer1118b)
クレジットカード決済のポイントをANAマイルに交換することで、効率よくマイルを貯めることができます。
そのために、マイル還元率の良いクレジットカードが必要。
ANA VISAワイドゴールドカードが、その有力候補のひとつです。
この記事では、クレジットカード決済で貯められるマイルを、最高還元率の1.675%にするためのやり方をまとめます。
効率よくマイルを貯めて、お得に旅行に行けるようになりますよ!
マイルを貯めるためには、現金ではなくクレカ決済を!
現金で払っても、ポイント・マイルは貯まりません。
少額のお買い物でも、必ずクレジットカードで決済しましょう。
私は、コンビニでちょっとしたお菓子とコーヒーを買う、たった300円くらいのことでも、クレジットカードを出しています。
最初はちょっと恥ずかしい気もしました。イキってるみたいで。でも、すぐに慣れます。
どんなクレジットカードでもいい、というわけではありません。
ショッピングの決済で、効率よくマイルを貯めるためには、還元率が高く、マイル移行手数料がかからないクレジットカードをメインカードとして持つ必要があります。
ANA VISAワイドゴールドカードの還元率
ANA VISA ワイドゴールドカードは、普通に決済しているだけでは、還元率1%です。
これは、普通のクレジットカードと同じ。
還元率を最大の1.675%にするには、コツが必要です。
ワールドプレゼントポイントが大事!
ANA VISAワイドゴールドカードで決済すると、三井住友VISAカードの「ワールドプレゼントポイント」が付与されます。
これをANAマイルに移行するわけです。
ワールドプレゼントポイントには、下記2つのパターンがあります。
- 通常ポイント
- ボーナスポイント
それぞれに貯め方、マイルへの移行の仕方が違うので、注意して扱いましょう。
通常ポイントは、1ポイント10マイルに交換可能
1000円利用 → 1ポイント → 10マイル
通常ポイントは、1000円につき1ポイント付与されます。
ANA VISAワイドゴールドカードの場合は、1ポイント=10マイルに変換できます。
ゴールドではない、一般ANAカードの場合は、1ポイント=5マイルです。
一般ANAカード会員が、1ポイント=10マイルとして移行するには、「10マイルコース」に登録して6000円払う必要があります。
ANA VISAワイドゴールドカードは、最初から10マイルコース。
年会費は実質9500円ですので、一般会員が10マイルコースに登録する場合との差額は3500円。
ボーナスポイントは、1ポイント4.05マイルにできる
ボーナスポイントは、通常、1ポイント=3マイルです。
しかし、普通のやり方ではもったいない。1ポイント=4.05マイルにする方法があります。
ボーナスポイント→Gポイント→LINEポイント→メトロポイント(ソラチカカード)→ANAマイル
このルートで、ボーナスポイントをANAマイルに交換すれば、1ポイント=4.05マイルになります。
時間はかかりますが、確実にもらえるマイルが増えるルートです。
ソラチカカードは、全陸マイラーにとって必須のクレジットカードなので、持っていますよね?
ボーナスポイントはステージ優遇&マイ・ペイすリボで稼ぐ
この方法では、ボーナスポイントがどのくらい稼げるかが肝心になります。
どのようにすれば、より多くのボーナスポイントがもらえるのでしょうか?
- 前年度の利用金額によるステージごとの優遇制度
- マイ・ペイすリボの契約
前年度の利用金額によるステージごとの優遇制度
三井住友VISAカードでは、前年度の支払い金額に応じて、3つのステージがあります。
最高はV3で、年間300万円以上決済した場合のランクです。
50万円で300ポイント、それ以降は10万円決済する毎に60ポイントがボーナスポイントとして付与されます。
次はV2で、年間100万円以上決済すれば、50万円で150ポイント、10万円決済する毎に30ポイントがボーナスポイントとなります。
ポイント目当てで、余計な出費を増やすのは、本末転倒。
電気代や携帯代など、毎月必ず発生する料金を、とにかくANA VISAワイドゴールドカードに集約させましょう。
マイ・ペイすリボの契約でメリットいっぱい!
リボ払いとは、クレジットカードの請求を、毎月一定額までにして、それを超えた金額は翌月に持ち越すものです。
翌月に回された金額に対して、年率15%の金利が発生します。
最近、どのクレジットカード会社も、リボ払いの利益を得るために、ポイントの還元などのキャンペーンを打って、積極的に勧めてきます。
ANA VISAワイドゴールドカードでは、「マイペイす・リボ」というサービスがあります。
下手に使うと金利が高額になるおそれがあるリボ払いですが、上手に使うとボーナスポイントがもらえるメリットがあります。
- 年会費の割引
- ボーナスポイントの増加
ANA VISA ワイドゴールドカードの年会費が、割引で9500円になる
年会費は、通常14000円。
ですが、割引制度をフル活用することで、合計4500円の割引を適用し、9500円にまで抑えることができます。
- WEB明細書サービス 1000円割引
- マイ・ペイすリボへの登録+利用 3500円割引
マイ・ペイすリボで、ボーナスポイントが2倍になる
ふたつめのメリットは、ボーナスポイントが2倍になることです。
マイ・ペイすリボでボーナスポイントを獲得するためには、手数料の請求があることが条件です。
マイペイすリボの1回目の支払いで、全額を払ってしまっては、金利が発生しません。
1円でもいいから、とにかく金利が発生すればいい。
マイ・ペイすリボの金利は年利15%です。1ヶ月あたり約1.25%(15%÷12ヶ月)となります。
仮に、リボの残金が1000円あれば、金利は12円ほど発生します。
もし、リボの残金が10万円で金利が1200円でも、100万円で1万2000円でも、ボーナスポイントは変わりません。
それなら、少しでも残金を少なく、金利もほんのちょっとにしたいですよね。
毎月、請求金額が確定したら、三井住友VISAの会員サイトVpassにログインし、マイ・ペイすリボの支払額を変更します。
1000円程度残して、残りを支払える金額にするのです。
これが多すぎると、手数料が発生せず、ボーナスポイントはもらえませんし、少なすぎると、金利が多くなりすぎて、損をしてしまいます。
毎月調整するのは面倒ですが、スケジュールアプリなどで忘れないように設定しておきましょう。
一手間でもらえるボーナスポイントが増えるのですから、やる価値はあります。
ANAマイル、最大1.675%への道
1.675%の還元率を実現することができるのは、下記の場合です。
10万円をANA VISAワイドゴールドカードで決済すると、下記のようになります。
- 通常ポイント 100ポイント(=1000マイル)
- ステージV3ランク ボーナスポイント 60ポイント(=270マイル)
- マイ・ペイすリボ ボーナスポイント 100ポイント(=405マイル)
- 合計 1675マイル → 還元率1.675%
どのくらいANAマイルが貯まるか、シミュレーションしてみよう
我が家の場合は、電気代などの支払いを全てANA VISAワイドゴールドカードに集めたとしても、年間の決済金額は240万円程度になりそうです。
その場合、どのくらいマイルが貯められるでしょうか。
また、一般のANAカードと比べて、どのくらい差が出るでしょうか。
ANA VISAワイドゴールドカードの場合
- 通常ポイント 2400ポイント(=24000マイル)
- ステージV2ランク ボーナスポイント 720ポイント(=3240マイル)
- マイ・ペイすリボ ボーナスポイント 2400ポイント(=9720マイル)
- 合計 36960マイル → 還元率1.54%
ANA VISAワイドゴールドカードの年会費・更新マイル
- 年会費 9500円(実質)
- 更新時にもらえるマイル 2000マイル
ANA VISA一般カードの場合 ※5マイルコースとする
- 通常ポイント 1200ポイント(=12000マイル)
- ステージV2ランク ボーナスポイント 360ポイント(=1620マイル)
- マイ・ペイすリボ ボーナスポイント 1200ポイント(=4860マイル)
- 合計 18480マイル → 還元率0.77%
ANA VISA一般カードの年会費・更新マイル
- 年会費 1025円(実質)
- 更新時にもらえるマイル 1000マイル
やっぱりANA VISAワイドゴールドカードがお得だった!
ANA VISAワイドゴールドカードと、ANA VISA一般カードと比べると、ちょうど2倍のマイルが貯まります。
その差は18480マイルとなる計算でした。
年会費の差額は、8475円。
1マイルの価値は、使い途にもよりますが、最低でも1マイル=2円はあります。
ハイシーズンの特典航空券に引き換えた場合、1マイル=3~5円程度の価値として利用することも可能。
そうなれば、年会費差額の8475円で、18480マイルを買ったことになるので、1マイル=0.45円で手に入れたことになり、大変お得にマイルを貯めた計算になります。
10マイルコースでも、マイル移行手数料の5000~6000円がかからないため、この差が生まれるのです。
さらに、ゴールドカードならではのサービスがあります。
例えば、旅行傷害保険5000万円まで付帯、カードラウンジ利用可能、などなど。
生活費をクレカ決済にするだけで、ANAマイルが貯まる
日々の生活で必要なお金だから、どうせ払うなら、 少しでも多くポイントとして還元したいですよね。
そのために、ANA VISAワイドゴールドカードは、メインカードとしてふさわしい働きをしてくれそうです。
なるべく多くの支払いをANA VISAワイドゴールドカードに集約して、コツコツマイルを稼ぎたいと思います。
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ANA VISAワイドゴールドカードの発行時、他のクレジットカードも申し込んでいたので、審査上まずいかな?とちょっとヒヤヒヤしました。
クレヒス、つまり、信用情報は大事です。
結果、私は勤続年数も長いし、安定した収入があるので、無事だったのですけどね。
こうして地道にマイルを貯めて、家族でグアム旅行を目指します!