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企業型確定拠出年金は、転職・退職したらどうなる?~iDecoへの切り替えはお早めに~

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企業型確定拠出年金に加入している方が、退職や転職をしたらどうなるでしょうか。

これだけは覚えておいて下さい。期限は6ヶ月以内です。6ヶ月以内に手を打たないと、せっかく積み立ててきた確定拠出年金がどんどん目減りしてしまいます。

うちの夫の失敗を、ぜひ教訓にして頂きたいです。

 

企業型確定拠出年金とは 

先日このブログでも記事にしたように、私が勤めている会社は、10月から企業型確定拠出年金を導入することになりました。 

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企業型確定拠出年金は、導入している企業に勤めていないと、加入できません。中小企業にも徐々に広がってきましたが、まだまだ導入していない企業も多いです。

個人型確定拠出年金(iDeCo)との違い

企業型と個人型、ふたつの確定拠出年金にはこれらの違いがあります。

  • 会社が契約した金融機関にしか加入できない
  • 掛金や導入ルールは会社の規定による
  • 口座管理手数料は会社負担

うちの会社の場合は、三菱UFJ信託銀行の確定拠出年金を導入しました。企業型の場合は、個人に選択の自由はありません。たとえ私が、他の証券会社にしたいんです!と主張してもダメです。

会社に規定されたルールが様々あるのも特徴です。私の友達の会社は、全社員が必須で確定拠出年金に加入して、給与天引きで上限金額めいっぱいまで掛金に回す、と決まっているそうです。

うちの会社は、加入する・しないを、社員それぞれが選択できます。会社によって本当に全然違うので、一概に解説しにくいものです。

また、個人型の場合は、金融機関によって口座管理手数料が必要なところもありますが、企業型の場合は、手数料が会社負担です。手数料がかかると、その分利益が出ても食いつぶされてしまうので、少額でも地味に嬉しいですね。

転職・退職後、放置された確定拠出年金はどうなる?

転職・退職した場合は、必ず移管手続きが必要です。

転職先の企業が、企業型確定拠出年金を導入していれば、総務など担当部署へ問い合わせれば、スムーズに手続きしてくれるでしょう。
問題は、転職先の企業に企業型確定拠出年金がない場合や、フリーター・自営業になる場合などです。自分で個人型(iDeCo)に移換する手続きをしなければなりません。
この手続きをせずに、6ヶ月が経つと、これまで積み立てたお金は運用されなくなります。そして、国民年金基金連合会というところに、勝手に移管されます。移管には4269円の手数料が発生します。

そして、移管後4ヶ月目からは、月51円の口座管理手数料が引かれます。さらには、企業型のときは会社負担だった、口座維持のための手数料も自己負担となります。もう社員じゃないので会社は負担してくれません。

また、国民年金基金連合会に移管後は、確定拠出年金の加入期間に含まれません。確定拠出年金は、最低でも10年以上加入していないと、お金を受け取ることができないので、このままだとせっかく積み立てたお金が引き出せないままになります。

これを機に確定拠出年金を辞めます、という選択肢はほぼありません。今の制度では、脱退するための条件は厳しく、辞める方法はないと思った方が良いです。

運用しないから増えないし、手数料は取られるし、引き出せないし、辞められない。いいことがひとつもありません!

6ヶ月以内にiDeCoの手続きをしよう

とにかく期限は6ヶ月。早急にiDeCoの口座開設手続きを始めましょう。

半年もあれば余裕じゃない?と思っている方、要注意です。iDeCo口座に移管するまでには、スムーズにいっても1〜2ヶ月もの時間がかかります。

また、確定申告など面倒な手続きなしで済ませたいと思ったら、次に勤める会社の給与から天引きにしてもらう必要があります。そうすると、年末調整で、会社がうまく処理してくれるからです。

そのために、会社に書いてもらわないといけない書類があるんです。転職したばかりの会社で、総務が書類を処理するのに、どのくらい時間かかるかもわからないですよね。

証券会社に資料を請求して、届いた資料に目を通し、書類を揃えて郵送して、そこから1〜2ヶ月ですよ?

転職から間もなく、バタバタしている時期かと思いますが、絶対に早くした方がいいです。自分は大丈夫、と思ってる人ほど、忘れ去ります。断言してもいい。

 

iDeCoに移管するための手数料

企業型からiDeCoへの移管時にも、手数料が発生しますが、放っておいてもさらに大きな手数料がかかるだけなので、さっさとやってしまいましょう。

企業型確定拠出年金からiDeCoに移管するためにかかる手数料は、下記2つに対して発生します。

  • 国民年金基金連合会 
  • 移管先の金融機関 

ひとつひとつ見てみましょう。

国民年金基金連合会への手数料

どこの金融機関のiDeCoにするとしても、必ず固定で2777円かかります。こちらは最初の1回だけです。その他、毎月167円の口座管理手数料がかかります。

移管先の金融機関への手数料

こちらは、各金融機関が定める金額になっています。どこのiDeCoにするかによって異なります。

SBI証券、楽天証券の2社は、移管手数料、口座管理手数料(月額)のどちらも無料となっています。この2社のうちどちらかを選べば間違いありません。

どのような投資をするにしても、すべてにおいて言えることですが、手数料や信託報酬は、できる限りかからない手段を選ぶべきです。利益は不確定要素ですが、手数料は必ずかかるからです。
夫は最初「メインバンクだから」という理由で、三菱東京UFJ銀行のiDeCoに移管させようとしていました。毎月378円の手数料がかかるのに…確定拠出年金の運用で得た利益が、毎月378円目減りしていくのと同義ですよ? 減らせるコストは、徹底的にカットするべきです。

SBI証券

SBI証券―ネット証券最大手の証券会社。オンライントレードでの投資をしっかりサポート―

商品数は圧倒的ナンバーワン。手数料の無料化にもいち早く取り組んでいる証券会社です。

テレビ等で話題の「ひふみ投信」を運営する、レオス・キャピタルワークスの商品「ひふみ年金」があるのも特徴。

うちの夫は、私の指示を受けて、SBI証券のiDeCoに変更させましたよ。三菱東京UFJ銀行への手続きが滞っていたから、間に合いました。

楽天証券

楽天証券は、手数料が無料であることはもちろん、セゾン投信のファンドがラインナップされていることがいちばんの推しポイントです。

「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」が、確定拠出年金向けの商品として入っています。セゾン投信が、直販ではなく他社に販売を委託するのは初めてです。

また、他の投資信託や株式投資と同じIDで運用できるので、手間が省けます。楽天スーパーポイントとの連携など、他の証券会社にはないメリットがありますよ。

夫の企業型確定拠出年金は、7年間放置されていた

3〜4ヶ月ほど前のことです。こんな書類が届いていました。

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実は、私は知らなかったのですが、夫は前職で、企業型確定拠出年金のある会社に勤めていました。前職と言っても、7年前に転職しています。めっちゃ前ですよね。

夫は、確定拠出年金の移管手続きをせず、7年間放置していました。毎年612円ずつ目減りしていました…。きっと移管時にはもっと手数料が取られていたのでしょうね。

なぜ気づかなかったのか

私は、夫の借金が発覚するまで、夫宛の郵便物は開封せず、そのまま夫に渡していました。

借金発覚後、「私がマメに郵便物に目を通していたら、もっと早く異変に気づけたのではないか」という思いから、全ての郵便物をチェックするようにしたので、今回の確定拠出年金のお知らせにも気づいたのです。

ただ、夫にとっては、このお知らせが来たのは、今が初めてではないはず。年間の手数料が記載されているので、毎年送られて来ているっぽい。これまでにも何回も目にしていたのでは?

それなのに、なぜスルーしていたのか…理解に苦しみます。自分の給与から天引きされていたお金が、積み立てられていたのに、それが減っていってるんですよ?なんとも思わないわけ?

夫の前職の退職時期と、借金し始めた時期は、ほぼ重なっています。おそらく、借金している期間、現実から目を背けようと、郵便物はたいして見ていなかったのではないでしょうか。私に見られないうちに処分しようとしていた可能性もあります。

お金がないから借金をしたのに、そのせいで大事なお知らせまでスルーして、自分のお金を目減りさせていたとは、皮肉なものです。

自覚なく確定拠出年金に加入する罠

夫は、確定拠出年金に加入していたことさえ自覚がありませんでした。

私は「自分のことなのに知らないなんて、どういうこと!?」と烈火のごとく怒ったのですが、実は制度上の欠陥という側面もあると言われています。

企業型確定拠出年金が出始めの頃に、早々に導入した企業ほど、総務担当者に知識がなかったりして、流れ作業で手続きしているので、たいした説明もなく加入している自覚のないまま…というケースが多いのです。

手続きがなされないまま、国民年金基金連合会に強制的に移管された確定拠出年金が、1428億円もあり、57万人もの人がその対象となっているそうです。

夫みたいな失敗をする人が、そんなにたくさんいるとは…これは、個人の問題だけではなく、制度にも改善すべき点がありそうですね。

www.survive-m.com

夫の企業型確定拠出年金が放置されていると分かったのは、5月頃のことですが、4ヶ月が経つ今、まだSBI証券への移管はできていません…。

散々、私が「アレどうなってる?」「会社から書類返ってきた?」などとプッシュし続けても、この有様…今はもうお知らせを待つばかりになっていますが、ほとほと呆れます。

うちの夫は、もっとちゃんとするべきだと思います。情状酌量なんてしてやらない。

確定拠出年金を制する者は老後を制す

税制優遇のメリットなどを背景に、老後の資金を貯めるために、もはやなくてはならない制度である確定拠出年金。

せっかく、企業型確定拠出年金のある会社に、一時期でも勤めることができたのですから、移管の手続きなんかでつまづいて、積み立てたお金をロスするわけにはいきません。

しっかり6ヶ月以内に手続きをして、引き続きiDeCoで老後資金を運用しましょう。最初は面倒でも、将来の自分を助けてくれるはずですよ。

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