こんにちは。シーアです。(@seer1118b)
クラウドサービス「Evernote」を、長年愛用しています。
Evernoteは、プランが3つありますが、どのプランにするのが最適なのか迷う人もいると思います。
同じように考えていると方向けに、プラン内容を比較してみました。
この記事を読めば、あなたの用途に合ったプランがきっと分かりますよ。
Evernoteとは、データを一元管理できるクラウドサービス
Evernote(エバーノート)は、文章や写真、動画、音声、webページなどを保存できるクラウドサービスです。
スマホとPCなど、複数のデバイスで同期できるのが特徴。
手書きのメモをスマホのカメラで撮ったもの、ちょっとした覚書…などを一元管理できるのが魅力です。
クラウドサービスには、他にも色々ありますよね。
有名どころでは、Google DriveやDropbox、OneNoteなど。
私の中の勝手な印象ですが、Evernoteは「ほぼ日手帳」に似ています。
ほぼ日手帳って、普通の手帳なのだけど、いろんな使い方が提案されていたり、著名人の活用方法が公開されていたりしますよね?
Evernoteも、まさにあんな感じ。人によって様々な使い方ができるんです。
Evernoteの位置づけは、ライフログを1箇所にまとめるもの
ほぼ毎日のように使っているという点では、以前と変わりませんが、実は、昔よりもヘビーユーザーではなくなりました。
アップロードするデータ量も減っています。
私にとって、Evernoteは、自分のライフログを1箇所にまとめるためのものです。
日々の買い物やメールの履歴、Twitterのログ、給与明細まで(!)なんでもEvernoteに突っ込んでいます。
例えば、ある商品を購入したお店がどこだったか知りたい、というときなどに、エバーノートを見返します。
そんなとき、Evernoteを見れば絶対全てがここにある、という安心感があります。
昔は写真も全てEvernoteに保存していましたが、今は写真はGoogleフォトに移行しています。
Evernoteには昔アップしたものが残っているのみ。
Googleフォトで、iPhone・PCの写真をひとつにまとめよう!容量削減、データバックアップ対策に。
Evernoteのプラン比較
Evernoteには、無料・有料あわせて3つのプランがあります。
私は、プレミアムサービスを3年契約していましたが、今日こんなメールが来ていました。
ちなみに、3年契約は、プレミアムパックを購入して契約しました。
今にして思えば、高いですよね~。
1年版もあります。
とにかく、年明け早々にプレミアムサービスの有効期限が切れてしまいます。
これを機に、今後Evernoteをどうしていくか、果たしてプレミアムを継続するべきかどうか、検討することにしました。
各プランの料金
2015年5月に「プラス」ができてから、Evernoteは無料の「ベーシック」、有料の「プラス」「プレミアム」という3つのプランになりました。
ベーシック | プラス | プレミアム | |
月額 | 無料 | ¥360 | ¥600 |
年額 | 無料 | ¥3,100 | ¥5,200 |
年契約の場合の 実質月額 | - | ¥258 | ¥433 |
プレミアムにするなら、前述の「プレミアムパック」購入の方が割安になるので、悪くない手段だったようです。
ですが、家計状況のこともありますし、プラスにダウングレードするべきか、それとも無料のベーシックでも十分なのか、検討の余地がありそうです。
各プランのできること・できないこと
もちろん、有料であるからには、無料ではできないことができるわけですが、それってどんなことでしょうか。
自分が使っていない機能なら、なくても困らないかもしれません。表にまとめてみました。
ベーシック | プラス | プレミアム | |
月間アップロード容量 | 60MB | 1GB | 10GB |
同期する端末数 | 2台まで | 無制限 | 無制限 |
WEBページをクリップ | ○ | ○ | ○ |
画像内の文字を検索 | ○ | ○ | ○ |
画像、PDF、Office 文書に 含まれる文字を検索 | × | × | ○ |
モバイル版アプリのロック機能 | ○ | ○ | ○ |
ノートをオフラインで使用 | × | ○ | ○ |
メールを Evernote に転送 | × | ○ | ○ |
サポートのメール対応 | × | ○ | ○ |
サポートの優先対応 | × | × | ○ |
PDF に注釈を挿入 | × | × | ○ |
名刺をスキャンしてデジタル化 | × | × | ○ |
ノートを大画面に投影 | × | × | ○ |
ノートの履歴を閲覧 | × | × | ○ |
関連コンテンツを発見 | × | × | ○ |
メールをEvernoteに転送するなら「プラス」以上にする必要がある
中でも、私が普段よく使っている、便利な機能がメールをEvernoteに転送することです。
使い途としては、例えば、お買物履歴をEvernoteに蓄積しています。
ネットショッピングでお買い物をしたあとに来る、「お買上げありがとうございます」のメールをEvernoteに転送しておくのです。
こんなときに、Evernoteで検索します。
商品名などのキーワードも、元のメールに記載されているので、すぐに目当ての情報が見つけられます。
他にも、各種サービスに登録した際のパスワードを記録するためにも使っています。
同じパスワードを使いまわすと危険なので、その都度別のものを登録するのですが、忘れてしまいがちですよね。
忘れ防止のために、サービス登録時に届くメールをEvernoteに転送して、その際にパスワードを一緒に記載しておきます。
(もともとのメールにはセキュリティ上書かれていないことが多いので、転送時に自分で入れています)
これで、サービス名でEvernoteを検索すれば、すぐにパスワードがわかります。
ロック機能もあるので、情報が漏れる危険性も減らせます。
Evernoteプラスに決定
- ベーシック:テキストデータで記録ができればいいという方向け
- プラス:メール機能を活用したい・容量を大きくしたい方向け
- プレミアム:ビジネスで活用したい方向け
私の場合は、「プラス」が適していると思います。
Evernoteプラス以上でないと、メール機能が使えなくなるので、ちょっと不便。
ビジネスでは利用しないので、プレミアムまでは必要ないかなと判断しました。
アップロード容量も、プラスの1GBあれば安心。
ビジネス志向になったEvernote
Evernoteのサービスは、昔とはちょっと変わっていっています。
どちらかというと、ライフログを残すというより、ノートを共有したりスライド化したりといった、ビジネス利用に力を入れている様子です。
私は、誰かと共有する必要はないので、ちょっと方向性が違ってきてしまったのかも。
でもEvernoteが嫌いになったわけじゃなくて、今もなくてはならないサービスであることには変わりありません。
プレミアムでなくなっても、過去にアップロードしたものは残っています。
これからも存続してもらいたいし、ユーザーの声を活かしてサービス展開してほしいな。