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子どもの学費は、ジュニアNISAで非課税で貯めよう

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子どもの学費はどうする?

我が家は、子どもが2人います。現在11歳(小6)の長男と、8歳(小2)の次男です。特に長男は、来年4月から中学生になるので、いよいよお金のかかる時期にさしかかろうとしています。

夫の借金の返済は、あと8年かかります。並行して、子どもたちの教育資金を貯めなくてはなりません。

言うまでもないことですが、自分たちの老後資金よりも、子どもの学費の方が先に必要になります。早急に具体的な準備をする必要があります。

ジュニアNISAとは

NISAは20歳以上の大人のための投資非課税制度ですが、ジュニアNISAは0歳から19歳の子どものための非課税制度です。まだ新しい制度で、2016年から始まったばかりです。
子ども自身の名義にはなりますが、子どもが成人するまでは、親権者が運用管理者となって、代理で資産運用を行います。

ジュニアNISAのポイント

ジュニアNISAは、申し込める年齢以外にも、従来のNISAと異なる点があります。ひとつひとつ解説しましょう。

非課税の範囲

非課税期間は5年間で年間80万円まで購入可能です。投資した資金の運用益は、非課税の取り扱いを受けられます。

また、制度自体の終了は2023年となっています。短いですよね。子どもに学費が必要になるのはまだまだ先です。

ただ、できたばかりの制度なので、5年間の間に制度が改正され、恒久化するのではないかと言われています。
非課税投資枠の未使用分は、翌年へ繰り越すことができません。それは、通常のNISAも同じですね。

18歳までは払出しに制限あり

18歳になる年度(高校3年生)の12月31日までは、払出し制限があります。万が一、18歳未満で払出す場合、ジュニアNISA口座で得た過去の利益に対して課税されます。基本的には、割れない貯金箱のようなものだと思っておきましょう。

大学の入学金と前期の授業料は、推薦入試などの時期によっては、進学の前年の10〜12月に支払わなくてはならないケースもあります。どのような進路を選ぶか未定の中、ジュニアNISAのみに頼りきりになるのは危険です。他の手立ても準備しつつ、有効に活用しましょう。

金融期間の変更は不可

ジュニアNISA口座を開設後、金融機関の変更はできません。開設できるジュニアNISAは、1金融機関、1人1口座のみです。どこで開くかは、よく考えて選んでくださいね。

口座名義人、つまり子ども自身が、成人に達すると、自動的に通常のNISA口座に移行します。その後は、1年ごとに金融機関の変更ができるようになります。

子どもの年齢に応じた運用例

申し込み時の子どもの年齢が何歳かによって、ジュニアNISAの終了時の扱いが変わります。下記で解説しています。

※私がジュニアNISA口座を開設した、セゾン投信のHPから説明用の画像をお借りしています。

20歳になる前にジュニアNISAが終了する場合

2016年に1歳でジュニアNISAに申し込んだと仮定します。

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払い出しができなくても、ジュニアNISA口座内での売却は可能です。売却益は預かり金としてジュニアNISA口座内に保管されます。その売却益で新たな買い付けを行うことも可能です。

5年の非課税運用期間が過ぎたものから、「継続管理勘定」というところに移され、非課税で運用できます。ただし、新規投資はできません。売却は可能ですが、払い出しには制限があるので、売却益を保有するだけです。

制度の継続期間中に20歳になる場合

2016年に15歳でジュニアNISAに申し込んだ場合はこうです。

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20歳になると、自動的にジュニアNISA→通常NISAに移行されます。ジュニアNISAで保有していた資金を、通常NISAにロールオーバーすることも可能です。

金融教育としてのジュニアNISA

子どもに「資産運用とは?」「投資とは?」を小さいうちから学ばせるために、ジュニアNISAを活用するという方もいます。

きみの将来のために、年間80万×5年間=合計400万出資してあげるから、さあ自由にやりたまえ、というわけです。自分で運用するなり、足りない分はアルバイトするなり、留学資金にするなり、好きにすればいい。自立心を養い、経済感覚の優れた子に育つでしょう。

将来のために今我慢できる子なんて存在するのか

全力で叫んでいいですか?「そんなにうまくいくわけないだろーー!」

我が家の長男は、もう年齢的にも、お金のなんたるかが理解できる年頃です。ジュニアNISAを始める前に、ある程度説明しました。ですが「ふーん」と興味なさそうに聞いただけです。私の話が終わる前に、「なあなあ話変わるけどさ、テレビ見ていい?」と言っていました…。

そんな先のことを見通せる、賢いお子様なら、苦労していません。子どもは「今」欲しいゲームソフトを手に入れ、「今」楽しむことを最優先に考えてしまいます。

それを我慢すれば、もっと高価な物が買えると分かっていても、先の喜びのために自制して我慢できる子がどれだけいるでしょうか? 少なくとも、我が子には無理でした。

親がお金を出して当たり前の世の中

現実問題、18歳以降も、親が子どものためにお金を出すのは当たり前みたいな風潮があります。大学の学費、一人暮らしの敷金礼金、運転免許を取るための教習費用、就活のための交通費、結婚式の費用、などなど…

もちろん、みんながみんなではありませんが、割と、周りを見ていても、親に出してもらってる子が多いと感じます。お金を出してくれる親かどうかで、子ども本人のスタートラインが違うのが現実。逆に言うと、自力でまかなわなくてはならない子は、それだけでハンデを背負っているような気がします。

ジュニアNISAは保護者の指示責任で運用しよう

ジュニアNISAは子ども名義ではありますが、実質的には親の資産の一部であると見なして、親の意向で運用するべきではないでしょうか。

もし、ジュニアNISAだけでは学費諸々が足りないとなれば、それを補完して出資するのは親なのですから、当然、ジュニアNISAの運用実績は、親の資産にも大きな影響があるわけです。

年間80万円が、完全なる余剰資金で、子どもの勉強代として安いと感じる家庭なら、教育目的に活用するのも良いと思います。学費も、ジュニアNISAに頼らなくても準備できるでしょうから。しかし、多くの家庭では、そうはいかないはずです。

児童手当をジュニアNISAに充てよう

0歳から中学生までの子どもの養育者には「児童手当」が支給されます。

  • 0~3歳未満 月1万5000円
  • 3歳~小学生 月1万円 (第三子は1万5000円)
  • 中学生 月1万円

児童手当は、夫婦のうち、収入が多い方にしか支給できない仕組みのため、我が家は夫の口座に振り込まれていました。多くの家庭でそうなっていると思います。

夫は、児童手当を子どものために貯蓄したり、子どもの口座に移したりすることは、一度もありませんでした。2016年までの児童手当は、全て夫の手により借金の返済に回されていました。自分のお金じゃないのに…子どものためのお金なのに…本当に腹立たしいことです。

こういうことを書くと「奥さんは何をしていたの?」「男ってそういうもんだよ」等と言われたりしますが、妻が何も言わなければ、夫は子どものものも搾取して、自分のものにしてしまうのでしょうか。どうすればよいか迷うなら、相談すればいいじゃないですか。子どもは、お前の子でもあるんだぞ?

2017年からは私が夫の口座も管理するようになり、ようやく、児童手当を子どものために使うことができるようになりました。毎月1万円支給される児童手当を、ジュニアNISAのための資金にしようと考えています。毎年6月・10月・2月の支給日に、夫の口座から、子ども名義の銀行口座に移します。そこから、自動引落で、月1万円ずつジュニアNISAに積立買付します。

中学生までで、児童手当の支給が終わりますが、高校生になっても、夫の口座からジュニアNISA資金を拠出していきます。それでも、これまで勝手に流出させてきた児童手当分には満たないでしょうけど。

ジュニアNISAはセゾン投信で開設

ジュニアNISAの口座は、信頼しているセゾン投信で、子どもたち二人分とも開設しました。私も月2万円積立投資していますが、約半年で年利回り6%ほどの運用益がでています。(私はNISAではありませんが)

www.saison-am.co.jp

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドに、月1万円ずつ積立投資していきます。株式と債券の割合が1:1で、リスクとリターンのバランスを取りながら、着実に資産を増やすことができます。

自分のNISAや企業型確定拠出年金もありますし、ジュニアNISAの値動きばかりを毎日のように見ていられません。基本的に放置できるものにしたいので、安心して任せられるファンド1本にしました。

18歳でジュニアNISAが終わるまで、長男は約7年、次男は約10年の期間があります。単純計算で、下記が元金となります。

  • 長男 月1万円×12ヶ月×7年=84万円
  • 次男 月1万円×12ヶ月×10年=120万円

運用益を加えると、いくらくらいになるでしょうか。今の私のセゾン投信での実績である年率6%の場合と、それよりも伸び幅が落ち込むと想定して年率3%の場合と、2パターンで計算します。

  • 長男 年率6% 100万7260円 
  •    年率3% 91万9495円
  • 次男 年率6% 158万1695円
  •    年率3% 137万5665円

この金額だと、ジュニアNISAだけでまかなえるのは、大学の入学金と1年目の授業料くらいでしょうか。2年目以降の授業料は、他の手段で調達しなくてはなりません。

ジュニアNISAは年間80万円まで投資可能ですので、子どもにもらったお祝いやお年玉などから、一部ジュニアNISAにスポット投資しても良いかもしれません。

運用益は非確定なものですから、単純比較はできませんが、ジュニアNISAが満額投資できる経済的状況であれば、学資保険には加入しなくてもよさそうです。

まとめ

これまでのことを言っても仕方がないのは重々承知ですが、今まで児童手当を夫の自由にさせてしまっていたのは、痛恨としか言えません。もっと厳しく管理していればよかった。

子どものための貯蓄は、私が自分のお給料から行っている定期預金くらいしかありません。しかも金額も100万程度で、たかが知れています。

これから、子どもたちがどんな進路を選ぶのか、まだ分かりません。親としては、子どもがどの道を進んだとしても、サポートできるだけの資金を準備しておきたいところです。

子どもが「自分はこれがやりたい!」と言ったときに、「精一杯頑張れ!」と喜んで背中を押してあげられるか、「えっ、お金かかるんじゃ…」とためらってしまうのか。親がどう感じているのか、子どもにはきっと伝わりますよね。

できるだけ世界を広げてあげられるように、ジュニアNISAを活用して、少しでも準備したいと思います。 

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